「ボヘミアン・ラプソディ」2018年11月に公開され、空前の大ヒット映画となりました。今更ながらではありますが、映画館で購入した映画パンフレットと、オフィシャルブックのご紹介をしたいと思います。
すでに、映画の公開は終わっていますが、アマゾンやタワーレコードのオンラインショップで購入できると思います。
今回は、映画パンフレットをご紹介したいと思います。
それほど、分厚いわけではありませんが、主な出演俳優の紹介とそのインタビュー記事が充実しており、クイーンやクイーンのメンバーのエピソードが載っているのが、この映画をより理解する上で、とても良いと感じました。
また、クイーンをよく知る元「ミュージック・ライフ」の編集長:増田勇一氏のライナーノーツや、クイーンをよく知らない人にとても参考になるディスコグラフィが載っているのも好感が持てます。
でも、いちばん良かったのは、クイーン来日当時にメンバーの警備を務めた、東京パトロールの伊丹氏と、当時のメンバーの通訳を務めた、小林のりこ氏の、対談「クイーンと過ごした日々」ですね。
特に、伊丹氏によるフレディ・マーキュリーの常軌を逸した買い物好きのエピソードや、フレディからの毎回贈られるプレゼント、買い物をしないと思って、ロジャー・テイラーと飲みに行ったら、フレディを怒らせてしまったエピソードなど、なかなか興味深いエピソードが楽しめます。
後半の「PRODUCTION NOTES」でも、いろいろな興味深いエピソードが満載で、ブライアン・メイが何でも取っておくコレクターであるということがよくわかる「ブライアン・メイのアーカイブから貴重な衣装や楽器を提供」の部分は、とても面白いです。
でも、最後に載っていた監督のグラハム氏が言っていたメッセージが心に残りました。
「メアリーがフレディに告げる「何にだってなれるのよ」という言葉をかみしめてほしい。今の世の中に、とても重要なメッセージだ」
もう一冊のオフィシャルブックの方は、とても分厚く、内容も濃密です。
次回は、そちらをご紹介いたします。
2018年12月に「ボヘミアン・ラプソディ」の映画を観たブログもよろしければ、どうぞ!