僕が飛蚊症の治療で大変お世話になった中原眼科の中原将光先生が、あらぬ疑いをかけられ、9月29日ころから神奈川県警に拘留されていたことは、以前のブログでお伝えいたしました。
あれから、中原先生はずっと拘留されていたようで、いつまでも診療再開されず、僕としても、とても心配しておりました。
10月8日ころ、中原眼科から速達で封筒が届いて、中を開けてみると、事務局長の中原様名義(女性の名前で、おそらくご家族ではないでしょうか)で、中原先生の疑いを晴らすため、深作眼科から転院してきた患者さんにアンケートと署名活動をしているのだそうです。
中原先生が2019年11月に深作眼科を退職した時に、どこで働くかなどの連絡や、中原先生からのダイレクトメールはもらっていないこと、中原眼科を開院した時も、中原先生からダイレクトメール等の案内などをもらっていないことへの同意と、中原眼科に通院するようになったきっかけに関するアンケートでした。
僕は以前下記のブログでも書きましたが、中原先生が退職する直前の2019年11月15日に中原先生の診察を受け、深作眼科を退職することを知りましたが、中原先生はこの場で次に行く場所を患者さんにお伝えするのは道徳的に問題があるということで、頑なに教えてくれませんでした。
その後、中原先生から連絡が来ることもなく、中原先生が中原眼科を立ち上げたことを知ったのは、偶然通りかかった妻の姉が、妻に話したことがきっかけです。
なので、アンケートにもそのことを記入しました。
そして、少しでも早く中原先生の疑いが晴れ、医院を再開できることを願って、激励の手紙を別に添えて、投函しました。
しばらくして、1週間くらい経ったころに、突然僕の個人携帯に電話がかかってきました。
出ると、中原眼科の女性スタッフの方でした。
今回のアンケートに関し、返信してくれたお礼の電話でした。
中原先生は現在どのような状況なのか尋ねてみると、まだ拘留中だとのことでした。
あれから約2週間も拘留されているとは、中原先生もさぞかし心労が重なって、疲労困憊しているだろうと、とても心が痛みました。
そして、1週間くらいして、中原眼科のホームページを見てみたら、すべての疑いを晴らすことが出来て、無事釈放され、中原眼科を再開するという記事が載っていました。
僕はとてもうれしかったです。
そして、正直ホッとしました。
日本ではほとんど手術してもらえない飛蚊症の手術を進んでやってくれる中原先生が戻ってきてくれたこと、飛蚊症だけではなく、その他の目の重病の手術も高い技術を駆使してやってくれる中原先生が戻ってきてくれたこと。
中原先生がこのまま眼科医として戻ってこれなかったら、今後どうしよう、と本気で悩んでしまいました。
また、今後の日本の眼科界にとっても貴重です。
しかし、中原先生は今回のトラブルの件で、かなりの根も葉もない誹謗中傷で、自分自身だけではなく、大切な家族まで傷つけられたようで、本当に心が痛みました。
また、警察は立件できないとなると、無罪放免で釈放しますが、冤罪による被疑者の計り知れない精神的・経済的なダメージを補償することはありません。
まあ、古今東西はるか昔からそうですが、このあたりは法務省・法制審議会などもよく考えてもらいたいと思います。
今後の中原眼科と中原先生の再出発を僕なりに応援していきたいと思っています。
※YouTubeもやっておりますので、ぜひ下記のリンクからご覧になってください。